本を読んで、泣けた
読書が大好きで、いつもだいたい2、3冊並行読みしてる。大きく分けると、勉強系、趣味系、小説系。
そして、小説系で昨日から読み始めた、『活版印刷三日月堂 星たちの栞』。
一つ目のお話から泣けた。
もう間も無く、大学進学を機に息子が実家を出るという設定なんだけど、その息子に対して母親が渡そうと考えている高校卒業祝いに対して、母親の会社の人が【18年間の思いがこもってる】という表現をしていた。
ふと、その18という具体的な数字を目にした途端、娘も18歳になったら、もう親元を離れて暮らすのかもしれない、と思い、すごく寂しくなって、泣いた笑
もう少しで3歳になる娘。あと15年位しか一緒に暮らせないという可能性もあるのかぁ。なんだかカウントダウンが始まっている気持ちになった。
実際、私も大学進学のため18歳で実家を出て上京した。
あの時の母の気持ちはどんなだったのだろう。
今は、娘との濃密な時間を過ごす中で、正直イライラすることもあるし、自分の時間がもっと欲しくなることもある。
でもこの先子供が自分の世界を広げていくにつれて、ママと過ごすというウェイトも必然的に減っていってしまうのだろう。
当たり前のことなんだけど、想像するだけで寂しい。
でも、自立させるために育てるとは、そういうことなんだよね。
いま、ここを大切に、君との時間を過ごしていきたい、と思った。イライラモードになると、ついこんなこと忘れてしまうんだけどね…。