ゆったり、きちんと

日々の暮らしの中で感じたことを記録していきたいと思います。

育児と自分のバランス

私には3歳の娘がいる。今まで自宅保育で育ててきた。春から年少で入園予定である。

保育園に預けることを、今まで考えなかった訳では無い。産まれてからずーっと一緒にいるのである。成長を常に間近で見守れるという特権はあるが、しんどくなることは今までに数え切れないほどあった。

それでも私が娘を預けなかった理由。

コロナで預けたくなかったのもある。預けたいと思える園が近くになかったのもある。

ありがたいことに、夫のおかげで、差し迫って働かなければならない状況でもないのだ。選択は親のエゴになりうる。

だから、娘が自分の気持ちや状態をある程度言葉で説明できるようになるまでは、集団生活に適応させるのは避けたかった。

そこまでは家庭を中心とした環境で育てたかった。

 

でもそんなに簡単なことでは無い。

なんども息が詰まるような状況に追い込まれ、こんなんでイライラした母を見せるくらいなら、園でお友達と楽しく遊んだ方がいいのでは。

何度も悩んだ。預けないのも親のエゴ。

でも悩んでるうちに、入園の時期になった笑

 

自分のことも沢山責めてきた。夫のことも。娘のことさえも。

 

どうしたらもっと心穏やかにゆったりと過ごせるのかと考え続けてきた。今もそう。

 

そこで見えてきたのは、自分を大切にしないと、人のことも大切にできないなということ。

自分で選んだ選択なのだから、と自分が休んだりリフレッシュすることを心のどこかで禁じてきた。

一人時間をせっかく持っても、心のどこかで罪悪感が残っている。

自分自身の幼少期が寂しい環境だったから余計に頑張ってしまい、疲労感から家族に辛く当たってしまう。

優しいママになりたいのに、負のループに陥る。

育児はそのバランスの取り方が本当に難しい。

 

もっと自分を許してあげたい。

そうしたら、もっと人を許せると思うから。

 

 

今年の目標、『自分にも、自分の大切な人にも、もっと優しくなる』

 

ウォルドルフ人形の服

あけましておめでとうございます。

 

さて、なんとかクリスマスプレゼントに間に合ったウォルドルフ人形のお洋服。

 

本当は後ろボタンのワンピースなんだけど、試着させるとキツそう…わたしのウォルドルフちゃんが少し体格が良いのだろう。

マフが大きかったからなぁ。

そこで急遽前開きのシャツワンピースということにした笑

娘は、たまに着せ替えして遊んでいる。

でも着せ替えと言っても、まだこの服1着しかないので、脱がせて前後を入れ替えて着せ直している。

健気…

その様子を見て、早く2着目を作らねばと思う母。しかしアトリエノートは、なんとなく最低限の情報しかなく、他の服はハードルが高そう。

そこで、以前チェックアンドストライプのケイトとマーガレットに作った服の型紙を参考に作ってみようかと考えている。

サイズ的には1.2〜1.5倍くらい?アバウト…ひとまず型紙を拡大コピーしてみよう。

 

チェックアンドストライプの12月の予約販売を見てから、急にソーイング熱が高まってきていて、作りたいものが沢山ある。

 

何作ろう、どの布で作ろう…!

あぁこういう時間って幸せ。

 

今年も色々手仕事に挑戦するぞ!

よろしくお願いします。

米粉にハマる

最近、たっぷり生クリームのケーキがすっかり苦手になった。

一口目はおいしい!と思うのだが、1個食べ終わる頃には胃が重くなってしまう。

まぁ歳のせいだと思う。今年の頭に人生初の胃カメラを涙を流しながら受けたのだが、胃炎があると指摘されていたし。

 

でも心を満たす、程よく甘いものは食べたい!

そして子供に与えるにしても、罪悪感の少ないものを。となると、やっぱり自分で作ってしまうのが一番早い。

図書館で、植物性の材料のみを使用したお菓子のレシピ本を借りようとしたのだが、あいにく貸し出し中だった。

代わりに借りたのが、今井ようこさんの、『いちばんやさしい米粉のおやつ』だった。

まずはかりんとうを作ってみた。うん、さっくりでゴマの風味が効いてて甘さ控えめでも満足感がある!

おいしくてどんどん食べてしまい、最後の1本だけ写真におさめた笑

後日、ドーナツを作ってみた。うん、ずっしり感のある食べ応え十分な優しい味のドーナツ!

今のところどちらもリピートして作っている。少ない材料で手軽に作れるところがいい。娘も一緒に作れる簡単さ。

そして小麦粉、卵やバターを使わないので、洗い物や、作業後の手を洗うのも楽!さらさらーと汚れが落ちるのだ。これは意外な副産物。

米粉なので、胃に重い感じもないし、小さな子供に食べさせるにも罪悪感が少ない。米粉は国産であるという安心感もある。

 

まだまだ作ってみたいレシピもあるので、米粉ブームはしばらく続きそう。

 

ウォルドルフ人形、完成!

ウォルドルフ人形が完成しましたー!

髪型も色々変えられるよ。

終盤は、足りない箇所に髪を一本ずつ縫い付けるという地道な作業が続いた。

お陰で私の手は、冬の乾燥も手伝って職人の手のように、ゴツゴツガサガサに…。

ケアしなければ。

 

今はせっせと服を制作中。

後ろ開きのワンピース。春に娘に作ったゴムシャーリングのワンピースと同じリバティで。

お袖がかわいいよ。

アトリエノートでは、襟ぐりは見返し処理だったのだけど、うまくいかず、一旦ほどいてバイアステープで処理する方針に。

リバティと一緒に同柄のバイアステープも購入していたのだ。ここで日の目を見るとは!運命を感じる…

 

クリスマスまでには間に合いそうです。よかったよかった。

といいつつ、既に娘は裸ん坊のお人形と遊んでいる笑 毛布をかけてあげたりして、かわいい。

暮らしのアップデート

最近、生活の一部を見直した。

具体的には、食事と、掃除。

 

ここ最近、頑固な便秘にずっと悩まされていたのだけど、ちょっとした思いつきで、白米に五穀米を混ぜて炊いたのを食べ始めてから、一気に便秘が解消したことが大きなきっかけとなった。

幼い娘がいることもあり、食事はそれなりに気を使ってきた。よく歩くし、睡眠もばっちりなのになんで便秘するのかとずっと悩んでいたが、五穀米を食べるだけでこんなにも改善するものかと、身をもって体験したのだ。

あぁ口に入れるものって大事。そして、便秘が解消したことで心なしかイライラも減った気がする。

 

加えて、娘が入園予定の幼稚園では食育にも力を入れていることも刺激となった。

先日は味噌作りの体験もさせてもらった。それを機に、市販のお味噌の添加物について調べてみたら…。知りたくない情報が沢山でてきた。

もちろんネガティブ情報の全てを鵜呑みにするわけではない。

ただ、スーパーで買っている我が家のお味噌には、添加物こそなかったが、原料は外国産であることが判明。味はお気に入りで何度もリピートしていたのだけど、せっかく味噌作りまで体験したのだから、こだわってみたいと思うように。

幼稚園の先生がおすすめしていた、地元メーカーのお味噌を近所のオーガニックショップで買い求めたところ、本当に美味しくてびっくりした。値段も手頃で、おそらく原料全てが有機というわけではないのだろうけれど、シンプルな国産材料で作られている安心感もある。

 

これらがきっかけとなり、野菜は有機野菜を宅配で注文することにした。

お試しセットを購入してみたら、本当にどれもおいしかったのだ。

キャベツは一枚一枚厚みがあり、甘くてそのまま生でポリポリ食べてしまった笑 チンゲンサイはみずみずしく、噛む程にジューシー。そして芋類や根菜類は、味はもちろん、無農薬だから安心して皮ごと調理でき、手間もゴミも減らせる。

スーパーで買うより、2割増しくらいの印象だけれど、重い荷物を自宅まで届けてくれるというメリットと、何より美味しさが後押しとなり決めた。

美味しい野菜を料理していると気分があがる。最近マンネリ気味だったレパートリーも、宅配会社からチョイスされた野菜達のおかげで幅が広がった。

勢いで調味料もオーダーしてしまった。今から届くのが楽しみ。

 

そして掃除。今までは頑固な汚れやカビには塩素系のクリーナーを頻繁に使っていた。カビキラーやパイプマン。でもこれらを下水に垂れ流しにするのってどうなんだろう、とも思っていた。

そしたら、図書館で借りたクーヨンのバックナンバーに、ナチュラルクリーニングの特集が。

過炭酸ナトリウムや重曹を使ったお手入れや、クエン酸水スプレーの掃除方法が紹介されていた。

家にはたまたま電気ケトルの掃除用にクエン酸もあり、洗濯の下洗い用の過炭酸ナトリウムや重曹もあったので、これらを活用することにした。

排水溝には過炭酸ナトリウムを振りかけてつけ置くと、もこもこ泡が立ち、こすり洗いで充分綺麗になった。シンクの掃除には重曹を振りかけて。塩素系の独特の刺激臭もなく、安心して使える。

さらに娘がクエン酸水スプレーを気に入り、自ら床掃除をしてくれるように!自然素材だから手荒れの心配も少ない。

クエン酸スプレーはトイレにも設置。補助便座を手軽に掃除できるようになった。

 

環境のことを考え、自分のできる範囲で暮らしをアップデートできた気がして、小さな幸せを噛み締めている。

 

 

今年のクリスマスプレゼントに

あっという間に12月。

去年の今頃も娘のクリスマスプレゼント作りを毎日頑張っていたなぁ。

お人形キットを購入して、2人のお人形さんを作ってプレゼントしたのだ。

あの頃は寝落ちせずに起きていられたから、夜も作業してたなぁ…。

 

そして今年も娘の要望も確認して、お人形を作ってプレゼントすることに。

The ウォルドルフ人形。C体。

クレヨンハウスでキットを購入して、11月から少しずつ作り始めている。

昨年作った、CHECK & STRIPEのケイトとマーガレットも、初めてお人形作りしたということもあって難しかったんだけど、このウォルドルフ人形は本格感が違う。作り上げていくと、ずっしり感が本当の子供みたい。中に入れるのが綿ではなくて羊毛だからというのもある。この羊毛の扱いが本当に難しい!!

初めの作業となる頭用の羊毛ボールは汗をかきながら作った。うん、なんか全部手縫いで、とにかく手を使うからか、交感神経が活性化してるのか、羊毛があったかいのか、作ってると体があったかくなってくる笑

頭。後で判明するが、マフ(頭の下の部分)が若干大きかった。

わーい、身体が付いたよ!

 

そして今、ようやく髪の毛を付け作業、進行中。既に1週間くらい格闘してる気がする。

もっと細かく記録を付けたかったのだけど、そんな余裕もなく…。

でもお昼寝から起きる度に、娘がウォルドルフ人形が出来上がっていく過程を見て「わぁー、かわいー」と喜んでくれて、とても満たされた気持ちになる。まだお目目もない、頭だけの時にもかわいいと言ってくれた笑

 

なんとかクリスマスまでに、お人形とお洋服を仕上げたいなぁ。下着セットは、その後でもいいや笑 お人形のお洋服作りで娘服のハギレも活用できそうだ。

 

12月もゆったり過ごしまーす。

 

 

 

最近作ったもの 娘ワンピース

全然記録に残せていなかったんだけれど、娘の秋冬用ワンピースを作った。

布は、CHECK & STRIPEで購入したグレーのビエラ。起毛してて暖かい雰囲気。

パターンは、散々迷って、新垣美穂さんの『小さな子どもの手づくり服』より、ラグランスリーブワンピースに。

 

ギャザーがたっぷり入ってて、とてもシルエットが美しい。

ゆったりデザインなので、なかに長袖Tシャツをインすることもできて、ボトムにカルソンを合わせれば、温暖地域の我が家では冬もいけちゃいそう。

でも今年でサイズアウトの予感…。

 

長く着れるようにと、大きめサイズで作ろうか毎度悩むのだけど、どうしても、今、最高に可愛い状態で着て欲しくて、ジャストサイズで作る私。

昨年フレンチコーデュロイで作った、最高にかわいいジャンパースカートも、今年はパツパツチュニック状態で着れなかった。

でもそれでもいいのさ。そんだけ大きくなったんだね〜と、嬉しくなるから。

いつまでママ作の服を着てくれるか分からないけど、今の君にベストな服をプレゼントし続けたい。

あ、でもリバティで作ったワンピは大きめサイズで作った笑

布が高かったからというのと、7分袖デザインだから、うまいこと来年には5分袖位になってるかもと期待して笑。

娘の七五三も無事終わりました。

健やかにどんどん大きくなーれ!!